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「六感」第四回

2007年10月 葛飾赤十字産院に同行:この病院で初診に送迎運転手として同行。
その日から、当然の様に健診スケジュールがオレの休みに組み込まれていた。
(見事に作戦負け!)

子供対策として、車の買い替え時期が来てしまった。
Audiロードスター:定員オーバーなので何かに変更依頼を馴染みのクルマヤにお願いした。
最終的に“チビ・ベンツ(Aクラス)”に決めてもらった。
驚いた事に、今まで乗り継いできた車達よりも、内装や装備がキッチリしているのに驚いたのと、ディーラーの対応が他社のディーラーと比べ物にならなかった。
どのメルセデスを所有しようと対応は変わらないスタンスに顧客満足を感じた。
自分達が服飾業で課題となっている項目だが、とても参考になった。

ウインドウにフィルムを張るという名目で、近所のスーパーオートバックスに行き、このドサクサに、ポータブルナビとETCも付けた。

“NBC(ナチュラルバース・コース)4回のスケジュール“
第1回目クラス:ママに起こる変化と赤ちゃんの成長やマイナートラブルの予防方法・対処方法を一緒に考えていきましょう!
ここは自己紹介などで、私は欠席しました。
第2回目クラス:お産の仕組みや流れについて。フリースタイルについてなどお産全般にわたって一緒に考えまた体験をしてみましょう!
この回より参加し、いきなり妊婦ベストの着用を強制させられ…!
第3回目クラス:お産後の体の変化や授乳について、また赤ちゃんの生理についてなど、一緒に考えていきましょう!
お産前の状況とお父さんの心の準備と、産まれてくる赤ちゃんの為の準備を教わる。


この様に、お父さんになる為に、参加出来るものは、“恥ずかしかったが全て参加する”強い意志で挑みました。
何事もチャレンジだと思い込んで取り汲んだ結果、院内の助産婦さんにも“顔を覚えてもらえて”入院した段階で大変効果的でした。
/慊砲来て、入院したその日の担当助産婦さんから、顔見知りの方だったので、こちら
の気分も非常に楽になれたのは、気持ちの中で、とても大きかった。
⊇産婦さんの間では、“パパはどんな仕事してるの?”に興味があったようです。
毎回病院に一緒に来ていて、格好が目立っていたらしい?
特には普通にしていたツモリでしたが、何でかは分からないが、良く質問された。
取り合えず“普通の会社員です”と応えると“どんな仕事ですか?”追求されていた。
出産立会いをして思うこと。
ハラハラドキドキで感動どころじゃ無かったのと、無力な自分を感じていた。
っ砲了卉太
顔を見た瞬間に“オレに似ているのが誰の目にも99%間違い無かった。”
ズひとつ実感が沸かないでいたが、入院3日目頃に、病院の近所の名店「宇ち多」で
実兄と祝杯をあげ、もう一度病室に戻った所で号泣したらしい?
梅割りが効いてしまい覚えていない? トホホ。

第4回目クラス:お産後の同窓会です!
赤ちゃんと一緒に来ていただき、楽しく情報交換しましょう!
このクラスのメンバーは、殆んど予定日が同月くらいの妊婦なので
丁度、生後3ヶ月の赤ちゃん大集合でした。
この段階でも助産婦さん達は、常に出席の私に向って
「パパは夏休みいつまでですか?」などと質問を投げ付けてくる!
完全に自由業の方に対する言い方で攻めてきます。
この第4回目のクラスに参加して気付いたのは、お母さん達が
何故か疲れていた。
「お父さん、頑張りましょう!」

帰宅後の役目は、毎日のお風呂です。
元気に育っている息子の顔を見て癒されています。


最近読んだ本
「時効」 北野 武  著
・オールナイトニッポンの放送時分の話で、高校生頃の自分を思い出した。

「ヤクザに学ぶサバイバル戦略」 山平 重樹 著
・ヤクザの仕事っぷりと、隙間の仕事探しの巧さに、自分も学ぶべき所えお見つけた。

「ヤクザから「狂犬」とよばれた男―日本初のマフィア組織「銀総会」元総長・回顧録」
三武狼 著  
・知らない事って沢山あるんですね〜。

「全日本食えば食える図鑑」  椎名 誠 著
・珍味・奇食・凄い物を食べている民族の紹介と共に、椎名さんも食べているのが凄い!
ゴカイは食えませ〜ん。無理っす!

「イチローイズム 僕が考えたこと、感じたこと、信じること」 石田雄太 著
「実録!刑務所体験。」(パクられた人々のムショ暮らし) 別冊宝島編集部 編

ヤミー「運動不足」
最近は育児優先となり、思うように遊んであげられていない状況からか?
抱っこすると“重い?”(見た目も、明らかに大きくなった。)
太ったようだ!
エクセサイズ開始だね! ヤミ〜ちゃん?

コストコでの心理!
定期的に通って、色々な商品を補充(物色)していると分かるのですが
補充しなければならない必要な商品が無い場合の“やり場の無い
空しさ+後を引く後悔+次回は!的な使命感“が沸いてきます。
ずっと気に入っている“GAROFARO ガロファロ スパゲッティ”が2回連続で売り切れ?なのか?在庫切れなのか?
何時ものスペースに無く、同じブランドのペンネ等でお茶を濁している状態が続きました。この現象に、非常にストレスが溜まっていました。
2階から下るエスカレーターより、遠めにチェック!
“あるじゃん”近くで確認していないが、ワクワクドキドキしてきた。
在庫確認! 今までの反動で3つ購入(500g×8=1セット)買い占めモード全開。
注意:凄く美味い訳ではありませんし、太麺です。(期待しないように!)
* 最近はドーナツも人気で売り切れが多く不満である。

スパークリングワイン
炭酸飲料は好きで、勿論シャンパンも大好きですが、
子供が出来た事で外飲みを自粛中
もっぱら家飲みシフトに変更してからは、通販購入が最近のお気に入り。
テーマは「いかに安く美味しいか?&価格は1500円以下!」
この品定めが意外に楽しく、楽◎のHPで、購入者のリコメンドを確認しつつ、
注文しています。 
厳選6本セットとか、価格帯に魅力を感じるものも豊富にあるのだが、甘口も2本ばかし混じっているので注意が必要だ。(何回かやられている)
お気に入りは、“フレシネ”で、無難ですが、辛口で美味しいのは結構豊富です。
最安値だと、“アンドレ“…妥協出来る範囲ですよ!
これは、私が資源ゴミ担当で、いつもこの瓶が入っていて、銘柄チェックし、
購入してみました。 お隣さんかな?今度聞いてみよっと!

では次回!

| 六感byヨシワラ | 18:58 | - | trackbacks(0) |
理力コラム VOL.21 ; 「Raiders:侵入者・略奪者…」

1981年といえば「帝国の逆襲」の翌年です。77年の「新たなる希望」から待つこと3年、新たに公開されたスターウォーズ(以降SW)の新作は(初公開時シリーズになるとは誰も思っていませんでした)一転してダークな内容、ルークの出生の秘密、ジェダイマスター ヨーダの登場と彼の口から漏れ出た「いや、もう1人おる」のもう1人って誰!?とアナザーワン論争がファンの間で勃発していた頃でした。次のSWが公開されるまでの間のおあずけの3年間は本当に楽しかった…。まだビデオソフトが一般化する以前でレンタルビデオ屋という業種も黎明期。私の地元には個人経営の小さな店がある程度でVHSとBetaが共存していた時代でした。

そんな冬の公開が「Raiders of the Lost ARK/レイダース 失われた聖櫃(アーク)」。
カーボン冷凍にあったハン・ソロがソフト帽にレザージャケット、片手にムチをもって考古学者であり冒険家を演じる…見に行かないわけには行きません。確か3度は劇場に足を運んだはずです(「帝国の…」は10数回)。
この年は他に「スキャナーズ」、「ニューヨーク1997」、「狼男アメリカン」と「ハウリング」と狼男モノ、「バンディットQ」に「機動戦士ガンダム劇場版」などが公開。こんなラインナップを見てもどれだけのヒットだったかうかがえます。

まずこの映画の持つトーンが大好きでした。冒頭のチャチャポヤン戦士の黄金像を奪う南米でのシーン、ジョン・ウィリアムスの重たい音楽にのせて密林を歩く一行とそれを率いるシルエットだけのなにやら詳しそうな人物…パラマウントのロゴにかぶって似たような山の景色から始まるのはこの映画のお約束になり、CGによるロゴに移行した後もこのシリーズだけは頑なにのどかなアニメーションロゴを見せてくれます(これはSWシリーズの20th FOXも同様)。自分を狙う銃にムチで応戦し、そして影から踏み出してくるハリソン・フォードの登場…。そしてそれに続くブービートラップの連続。原住民の槍やら追っ手を振り切って川上の飛行艇を目指してターザンのように華麗にツタをつかんで飛んだはいいのですが、着地はそんなに上手くいくわけないでしょうとばかり、ブザマに川へダイブ…。たしか当時の予告VTRでもこのシーンはよく紹介されていて、ノスタルジックな雰囲気とハラハラさせる演出、そしてユーモアを感じさせてくれて、この映画のトーンを決定付けていたと思います。
最初の冒険は本編とは直接関係はありませんが、一気に手に汗握るこの映画の世界に引き込まれる仕掛け。これって007シリーズと同じですね。シーンは一変して大学構内で教鞭をとるインディに移りますが、尋ねてくるCIAのお役所風の人物達に〈アーク〉の説明をするあたりもまた静かに興奮を募らせ、アカデミックな側面を盛り上げます。

もうそこから先は実際に物語の場所も次と次と変わり、文字通り冒険モノのインディの活躍とその一進一退にいっしょにハラハラさせてくれる仕掛け満載です。中盤のトラック上の追跡、フロントから投げ出されて高速で走るトラックの下を潜ってまた後ろから…のあのシーンはジョン・フォードの「駅馬車」へのオマージュ。この作品のアクションシーンの中でもルーカスの頭の中にほぼ最初からイメージとしてあったというだけあって、迫力とところどころ抜いてくれるユーモアのバランスは絶妙です。

1936年という時代設定もそうですが、まだオカルトも科学も区別のあいまいな時代だったことがこの映画のロマンティックな側面を強化しているのは事実。考古学者なのか単なる墓荒しなのか判然としないインディがナチの得体の知れない策謀に恐怖し、宗教的な遺物のもつパワーに畏怖する。迷信がもしかしたら事実かもしれないというファンタジーが通用した時代背景を持っているからこそ、インディが活躍できたのだと思います。
もともとはパルプマガジンのB級冒険モノを下敷きにしているだけあってハラハラドキドキと単純明快な奪い奪われのドタバタ劇はエンターテインメントの側面。シナイ山からモーゼが持ち帰った十戒の残骸を納めた聖櫃がその後たどった謎の歴史はアカデミックな側面。そして実はその箱は強大なエネルギーを放つなんてSF的な側面、見事にブレンドされるソツのなさはスピルバーグ&ルーカスのドリームチームのなせる技でしょう。

インディがバズーカでナチの一行を脅すシーンはSWでR2がジャワに拉致されるあの谷、魂の井戸にはR2と3POの壁画、冒頭の複葉機にはOB-3POの文字…とファンを喜ばせるお遊びがちりばめられているのはSWと通じるオフザケ。2作目では半月刀を片手に威勢良く敵を追い掛け回した先に大群が待ち構えていてUターンして逃げる…なんて、これまたデススター内のハン・ソロをパロったシーンもファンサービスには事欠かないのが嬉しい限り。

もちろんシリーズ化され大ヒットシリーズになったのもまたSW同様。どちらもルーカスの考古学者を主人公にした冒険活劇を、フラッシュ・ゴードンのようなSFアドヴェンチャーをという学生時代のルーカスのプロットがこれだけのヒットシリーズに育ったわけです。残念ながら2作目の「魔宮の伝説」以降、レイダースではなくインディアナ・ジョーンズ…というタイトルになったのは個人的には好みではないのですが。ことし20年ぶりに新作が公開されましたが皆さん,もうご覧になりましたか?そろそろ公開も終了でしょうか…。わたしは今回も劇場には三度足を運びました。

今回の1957年という設定は前作と同じ時間の隔たりを持ち、インディもミッドセンチュリーの世界に身をおくことになるわけです。共産主義への恐怖と核開発、未確認飛行物体ブームだった時代背景をたくみに物語に取り込んだ内容は個人的にはアッパレな内容。ロズウェル事件やエリア51と御馴染みのキーワードが出てくるのも嬉しい限り。そしてなにより、「レイダース」のマリオンが再登場し、年齢を重ね人生の歴史を持つインディに素晴らしい肉付けをしてくれます。クライマックスシーンでのインディがつぶやくハン・ソロの(またはSWシリーズの)御馴染みのセリフ、「I have a bad feeling about this.」も聞き漏らさないように!

ナスカの地上絵がマリア・ライヒが激怒するようなおかしな配置とか
細かいことを言ってはせっかくの20年ぶりのお祭り映画を楽しめませんよ。


May THE FORCE be with You!
| 理力byモリヤマ | 20:31 | - | trackbacks(0) |
第二十九回「やっぱりファッションが好き!」



6月初旬から7月頭まで、22日間の長期海外出張に行ってきました。流石に長かった!
出張先はロンドン、ボローニア、フィレンツェ、ミラノ、そしてパリ。
ロンドンではUAが行ってきたRCAファッション学部卒業生へのサポート・プロジェクトの審査と受賞者発表、そして街のリサーチ。ボローニアは素晴らしいお店があるのでリサーチのみ、そしてフィレンツェは恒例のメンズ展示会、ピッティ・ウオモのリサーチと買い付け、ミラノとパリではメンズ・コレクションと展示会、そして買い付けとやはり街のリサーチが業務の中心でした。更に今回はUAショップの販売メンバーの出張同行者アテンド、というお仕事もあって盛りだくさん。
忙しかったですが、やっぱり面白かったですね。




ひょっとすると100回目くらいの海外出張ですが、今回の出張を終えた感想は
‘ファッションの転換期に自分がするべきことは何だろう?’ということ。
皆さんもご存知と思いますが、今、世界的にファッション消費が減退気味です。
実は日本以外の国はこれまでもそれほどファッション消費が盛んではなかったのですが、今、彼ら(海外のファッション業界人)の頼みの綱、元気だった日本までもがこのマイナス・スパイラルに入ってしまい、彼らとしては焦りを禁じ得ない状態、ということなのです。




もともとヨーロッパやアメリカのファッション消費というのは富裕層や業界人、そしてファッション・ヴィクティムと呼ばれる層が中心となっており、日本のように一般の若者がファッションをライフ・スタイルの中に取り込んでいたり、趣味のひとつとしてファッションが存在していたりする、ということ自体が珍しい状態です。特に男性の場合。
70年代中盤以降のファッション情報の普及(ポパイ等の雑誌の興隆)や、ヴァラエティー豊かなショップ群の誕生(所謂セレクト・ショップ)、そして学生がアルバイトをして、得た収入を自分の好きに使える状況(若者の可処分所得のありかた)…それらが日本のファッション消費を支えてきました。あとは、日本の場合、クラス社会ではない、という背景も大きい。ヨーロッパの場合は特に、生まれた家柄や階級、職業がそのひとの着るものを規定していくことが当たり前なのです。


日本のようにハンド・メイドのスーツを着ているひとが翌日はパンク・スタイルやデザイナー・ブランドを楽しんでいる、というスタイルは彼らには理解も想像もできないことでした。こうしてクラスレスであることも日本のファッションを支えてきました。
つまり日本とは‘ファッションの民主化’が進んだ、’ファッション先進国’なのです。
街を歩けば、若者たちが実にヴァラエティー豊かに自分のスタイルを楽しんでいます。


来日する海外デザイナーや業界人たちがその光景に驚き、多くの場合、ヒントをつかんで帰っていくのも事実です。コレクションやその営業、出荷が終了し、わずかにフリータイムができる4,5月、そして11,12月に海外業界人の来日が集中するのは‘ネタ探し’の為。日本(トウキョウ)はそういう意味で世界のファッションの中心地とも言えます。

ディストリクトのあるキャット・ストリートは近年特に人気で、僕も知っているあのブランドや、あのデザイナーたちを店頭で見かけることもしばしばです。
直近の傾向だとディストリクトのオリジナルや、僕が別注をお願いしているヒピハパ等の商品、それらをサンプルとして購入していかれる業界人の多いこと、多いこと…
実際に某ブランドで、ディストリクトのオリジナルそっくりのジャケットを発見してびっくり、ということもありました。
驚くと同時に、少し、嬉しくもあり、そしてビミョーな感じ。
ここまで述べてきたのはトウキョウ(日本)のファッションが進んできた、ということです。


で、その日本のファッション消費に元気がない理由は?
ひとつにはサブプライム・ショック等に関連する世界的な景気減退、景気の先行き不透明感、諸物価の値上がり、税や保険料の影響…つまり’景気‘という外的要因があります。
ところで、ファッションとは景気が良いから買う、ものでしょうか?
お金が余っているから買う、ものでしょうか?
そういう理由もあるでしょう。

そういうチャンスが増えたからファッション消費のマーケットが大きくなったのかもしれません。マーケットとはそうして大きくなっていくものです。民主化、ですよね。
ところでユナイテッドアローズやそこで扱っている商品、ディストリクトやそこで扱っている商品の持つマーケットとはそういう種類のものなのでしょうか?
たぶん少し違います。


ファッション・ビジネスとは数字の拡大を目指すだけのものではないと思います。
ファッション・ビジネスとは洋服を着ることの楽しさ、それを通じて自分を知ることの面白さを伝える仕事だと思います。
UAが、そして僕自身が目指してきたのはその楽しさを伝えることです。
今、日本のファッションに元気がないのは、その、本来はファッションに求められていた
’美しさや楽しさや快適さ‘を提供できていない、提供するチカラが衰えているから、だと思います。’民主化’だけが進んで中身が薄くなっているのかもしれません。
だったら、もっと面白くしなければいけないと思います。
もっとファッションの中身を濃くしていきたいと思います。


長い旅の終わりに思ったのは‘僕はやっぱりファッションが好き、ファッション小売業が好き’ということでした。
様々な展示会を見、コレクションを見、買い付けを行い、多くの人に会い、いろいろなお話をしました。
素晴らしいお店を見て、勇気付けられたり、自分たちが忘れかけていたことについて、考えさせられたりもしました。
でも、いつもそこにあるのは
‘それでもヒトがいる限り、ファッションは存在し、ヒトがいる限り、ファッションは面白い’ということ。

オシャレはヒトを表す表現手段、ヒトにしか出来ないクリエイション活動の一つです。
世界中でファッションのパワーが一時的に減退しつつある、ということは、逆に言えば、
今、我々がそこで‘何か違うこと、何か面白いこと’が提供できたら、もっとお客様に喜んでもらえる、ということだと思います。




具体的に何か面白いことがありますかって?あります。
例えばUAではフリー・ショルダー・モデル(Free Shoulder Model)という軽い着心地の新しいクロージング類を開発し、着る人の肩やカラダの負担を軽減していきます。
或いはディストリクトでは秋・冬の白(White)という色に注目して、白いレザーブルゾンや白いウールパンツを提案していきます。
今、若い人たちが以前ほどファッションに興味や関心が無くなっているそうです。
ファッションよりも大切なものに気がついたり、プライオリティーのありかたが変わってきているそうです。
それがファッション消費のパワーダウンのもう一つの背景です。
でも、それは、自分がある、ということ、自分のありかたがたいせつ、ということ、ではないでしょうか?
本質的なことに気がついた、ということ。



僕はこの事態をポジティヴに受け止めています。
そもそも僕自身がファッションよりも大切なことや面白いことを沢山持っています。
だからこそ、ファッションが面白いのですから!
7月9日から店頭に販売のお手伝いとしても復帰しました。
このファッションの楽しさをお伝えするためです。

さ〜て、この秋・冬は何を買おうかな…

| Kurino's column | 11:27 | - | trackbacks(1) |
「六感」 第三回


「F1 疾走するデザイン」 東京オペラシティアートギャラリー

2006年にロンドンのデザイン・ミュージアムによって企画され、日本に。
F1におけるデザインをテーマとした国際巡回展の日本展です。
この展示の素晴らしいところは、7台の車で最小限、しかも効果的に普通の人達に、判りやすく、表現されていることです。
初めてF1グランプリが開催された1950年から現在にわたって、各時代を代表する実物のF1カーによって検証します。
F1黎明期の名車Cooper T51クーパー T51にはじまり、60、70年代を競ったBrabham BT20ブラバム、この2台は葉巻型の車で、時代的に私はその後の時代から興味を持ち始めた。

1976年「日本グランプリ」開催(富士スピードウエイ)
記憶では雨の中レースが決行(初めてで中止は出来ないよね〜)
ここでワールドチャンピオンが決まる。
このままで行けば「ニキ・ラウダ(フェラーリ)」「ジェームス・ハント(マクラーレン)」
の一騎打ちのはずが、ラウダは雨のため2周で棄権してしまい、ややシラケ!
結果。ハントの逆転優勝で、劇的な幕を閉じた。

この頃、素晴らしいドキュメント映画も公開され、初日の初回公開に、朝7時から並んで観たのを記憶している。
【F1グランプリ栄光の男達】
この映画は1973年F1最終戦アメリカGPの予選中に死亡したフランス人ドライバー、フランソワ・セベールを中心に描いたドキュメンタリー映画だった。(観た当時は、良く解らなかった)
公開は1976年頃だったと記憶している?
ジェームス・ハント、ニキ・ラウダや、Jスチュワートの雨のニュルブルックリンの華麗なドライビングは見物でした。
この映画を観たのは、「テアトル東京」現「ホテル西洋」です。
大画面に、オンボードカメラを搭載したマシンを操る、誰だったか忘れたが、コースを…。
多分、今では当たり前ですが、中学生の私には衝撃的な映像でした。
ラストでセベールがスローで走り去るシーンは印象深いです。
この作品が、単にレース結果を追っただけの内容では無かった事、1973年のグランプリシーンを綴った映画です。
レース結果は全く追って無いのが凄い作品に仕立てている。
Team Lotus Type 77ロータス
このマシンが、その当時の注目マシンで、ちょっぴりウルウルきた。

この年代に来て、車の形が明らかに変化を遂げた。
細かな部分の仕上がり方が全然違い、次の次元に飛び込んだ。
この段階で、私は、この展示の本質を理解した。

88年圧倒的な強さを誇った「マリオ・アンドレッティ」のマシンだった。
この当時、セカンドドライバーで天才「ロニー・ピーターソン」の存在を知った。
セカンドドライバーの意味も、何となく理解した。
彼もこの世に居ない。 残念だ。

不世出のドライバー、アイルトン・セナも最初の頃に乗っていたと思う。
この展示の鋭いところは、ロータスの隣に MP4/4を
「セナ」に、初のタイトルをもたらしたMcLaren-Honda MP4/4が並列させていて、
明らかに意識的ではないか?
そして「セナ」「プロスト」時代が思い出される。 懐かしい!

この段階で、ロータスと見比べると更に進化を遂げている。
というか、全然出来が違う代物で、全てが美しく、グイグイ引き込まれる。

次の展示エリア行くと、「ナイジェル・マンセル」のWilliams FW14B が意図的に 
何が運命かというと、このマシンにセナは苦しめられ、翌年に「ウイリアムズ」
に移籍し、その年の5月にこの世を去った。
 
確か、日曜の夜だった。
翌日、会社を休もうかと言う位に、何故か堕ちたのを憶えている。
肉親が亡くなったと同等の悲しみを感じた。
残り3台を前にして、後はどうでも良くなってしまった。
B・A・R Honda 006 Ferrari F2005 Renault R25(分解展示)ごめんなさい。
8台のF1マシンの展示で表現され、実に判りやすいものでした。

この展示は「セナ」に捧げる展示ではないか!
私の思い込みでしょうか!関係者の皆様?

最近読んだ本
「カルロス・ゴーンの(答えは会社の中にある) 小宮 和行 編
この本を読んだ後に、自分の所属している会社の事を考えると、非常に
色々な部分で当てはまる箇所があった。 (参考になりました)
「閉鎖病棟」 帚木 蓬生 著 
「株式投資これだけはやってはいけない」 東保 裕之 著
 私には上手く活用出来るか?
「頭のいい子が育つ パパの習慣」 清水 克彦 著
産まれる前に、子育ての基本を予習しておきたいと思い、参考にさせて頂きました。

「演技でいいから友達でいて(僕が学んだ舞台の達人)」 松尾 スズキ 著

サッカー好きに、超おススメ本
「4-2-3-1―サッカーを戦術から理解する 」 杉山 茂樹  著
2008 EURO (ヨーロッパ選手権) 開催 6/7〜 始まりました。
EUROをTV観戦する為に、急遽「WOWOW」にスカパーから参戦しました。
この本を読んでから、1試合、1試合の観かたが変わりました。
特に、ロシアのヒディング監督の采配には注目しながら観ています。
準々決勝のオランダvs ロシア 戦 の結果を見ると、なお更です!

「宇ち多」
奥さんが入院している病院の最寄駅が京成立石で、もつ焼きの名店「宇ち多」があります。 お許しを頂き、実兄夫婦とサッカー仲間のクマさんの4人で行く。
レバ生、タン生、軟骨、煮込み・大瓶1本、梅割3杯と堪能。
昭和レトロにタイムスリップしたような雰囲気を楽しむ。
次に向こう隣の立ち喰い寿司「栄」に、4〜5貫。
昼間の酒は、非常に効き目があり、家に帰ってから4時間程爆睡。
やはり奥さんに叱られる。 トホホッ!


「ヤミー」
ヤミーにとっても試練の時期が到来した。
奥さんの入院により、私と2人の生活が、約10日間。
動物は環境の変化に敏感な為に、対応出来無い子も居るので、非常に気がかりだ。
結果は、何事も無く済んだが、物足りなさは隠せず、我慢している様子でした。
奥さんが退院+弟が出現して、大いに戸惑う。
現在3週間が経過し、ようやく慣れてきた様だ。

そんな時に、「ペットクリニック」からDMで、予防接種の案内が着ていたので
受けに行ったついでに体重も量ってもらった。
6.5kg!! +0.5kg 最近、どうも思いと感じていたが、やはり…。
また、食事療法だな〜。
「目標6.0kg ガンバレ!ヤミー」



「男の子誕生」
更にプライベートな話ですが、5/25に待望の男の子が、我が家に誕生しました。
これからは家族4人(長女はヤミーです。)
ますますウルサイ家庭になりそうで、期待大です。

次回にでもお話します。

では!




| 六感byヨシワラ | 22:21 | - | trackbacks(0) |
理力コラム VOL.20:「ふたつでじゅうぶんですよ…のふたつめ」


まさか一度紹介した映画をまたご紹介するなんて思ってもいませんでしたが、昨年は「ブレードランナー」の公開25周年。
デジタルリマスタリングされた「ココまで鮮明に見えていいのか…」というほど綺麗な映像で今までブルーパーとして認識されていた細かなアラ(ハトが飛んでいく空が青い!とか綺麗に修正されている)を修正した「ファイナルカット」なるバージョンがまさかの劇場公開。さらに廃盤になっていたDVDは今までキャプチャー画像でしか目にした事のない「ワークプリント」(「ふたつでじゅんぶん…」はなにがふたつなのかココで明らかになります)も含めた5枚組のDVDBOXとして年末に発売。さらにさらに海外ではヴァンゲリスの書き下ろし新作1枚を含めたCD3枚組発売…。
と2007年は「ブレードランナー」再燃の年でした。

私にとってバイブルのようになったポール・M・サモン著の「FUTURE NOIR メイキング オブ ブレードランナー」までもがDVDBOX発売の経緯や後年のハリソン・フォードに対するインタヴューを追加してこれまた「ファイナルカット」ととして発売される始末。ほぼ文字のみで構成される600ページ近い内容はファン必読。製作現場にほぼ当初から立会い、その記録と公開されてからいままでの社会現象を見事にとことんミーハーにまとめた「ブレードランナー」の歴史書です。LOVEがなくてはこんな仕事は出来ませんね。わたしはというと97年にソニーマガジンズから発売されたとき、真っ先に買ったので新たに書き加えられた100数ページのためにもう一冊、辞書並に分厚いこの本を買うほど…
と、思っていましたが、たったいまamazonにて中古が安く出ていたのでカートに入れてしまいました(汗)



同じ本…追記が読みたくて結局二冊買ってしまいました…


さて、人間をも凌駕する能力と知能を持つ脱走アンドロイドを追う賞金稼ぎ(バウンティハンター)のSFがなぜこうまで人々をひきつけるのでしょう?「エイリアン」〜「グラデュエイター」と華々しい経歴をもつ監督リドリー・スコットのキャストやスタッフと衝突しながらも自分のヴィジョンの追求を止めなかった職人気質の仕事は良く語られますが、衝突しながらもそれぞれのスタッフが最良のものを戦わせた結果として、製作現場に集ったスタッフ・キャストの仕事のすばらしさがこの映画の背景を掘り下げるほど、明らかになっていきます。

前回のVOL.2でもふれた日本語・スペイン語・スワヒリ・フランス・中国・ハンガリーとごちゃ混ぜにした街の住民が話すスラング「シティスピーク」は脚本家のデヴィッド・ピーピルズのちょっとしたアイデアをガフを演じたエドワード・ジェイムス・オルモスが形にしたもの。ベルリッツに行って会話の断片をいろんな言葉に訳し、ごった煮にした結果というわけで、実際にどんなことをしゃべったのか本人以外判っていなかったのでは?…ヌードルバーでデッカードに話し掛ける冒頭のシーンが印象的ですが最後のセンテンス、「Cap.Bryant to GA MENI OMAE YO」これは「キャプテン ブライアント ガ オマエニ ヨー」の順序を壊したものと容易に聞き取れます(笑

監督リドリーもアメリカで撮るはじめての映画で真っ先に戸惑ったのは監督はキャメラを触れないという事実。しかし、ここでもまたこの映画になくてはならない人材との出会いをもたらしました。撮影のジョーダン・クローネンウェスって人、相当の「伝説の人」のようです。劇中屈指の印象的なシーン、タイレルのオフィスで映像が詩的に映るのはまさしく彼のカメラと光の職人技。
リドリーはこの部屋に水面に映える光のような不思議な光線の動きを取り入れ、ジョーダンは全てを計算に入れてキャメラに納めます。
「Do you like Owl?」で始まるレイチェル登場シーンですが歩きながら「I’m Rachael」と名乗る瞬間に下からレイチェルを横切る“影”…こんな些細な演出がこの空間の奥行き感を高めているなんて、なかなか素人の我々にはわかりません。もちろんこの瞬間に「やった!」とばかりジョーダンは助手にウィンクして見せたそうです。
つづくヴォイト=カンプテストシーンでもレイチェルの首筋から通って手元のタバコの煙に焦点を当てたライティングが彼のこだわり。デッカードのアパートでも窓の外から時折室内をなめる強烈なスポットが印象的ですが、これもジョーダンのアイデア。リドリーもこれには「まいった」と惚れこんだそうで以後他のシーンでも良くみられます。残念ながら97年にパーキンソン病で亡くなってしまいますが、聞けばデヴィッド・フィンチャ-もジョーダンに影響を受けたとか(se7enなんてまさにそうですね)…彼の技術が映画界に受け継がれ続けることを願います。

マイケル・カプランとチャーリー・ノッドによる衣装もまた、この映画の世界観を構築する大きな要素。ヌーヴォー、デコから40年代のジャズエイジまで煌びやかなドレスをまとった女性たちも目を引きますが、そこに加わったアジアンテイストと80年代パンクの意匠のごった煮。デッカードのツィードタッチの赤茶のジャケットやクリースの消えたパンツ、独特のピンタックを襟にあしらったトレンチなど決してフューチャー感満載でないところもリアリティがあります。
ほかにもレイチェルの微妙に異なるパターンを持つファーをパッチワークした超襟高のコートや中世のピエロのようなセバスチャンのジャケット、まるで繭のようなタイレルのダウン入りガウン、あきらかに高価にみえるタイレルの真っ青のシルクスーツなどなど…。この我々の日常とはちょっとズレたごった煮感が、あの劇中の街並みと夜の雨とネオンの中で非常にリアルに別の時間を体験させる点こそ才能のぶつかり合いを楽しめる偉大な作品たる特徴でしょう。

その背景になるセットデコレ-ターの仕事もハンパではありません。もともと工業デザイナーのシド・ミードの案でもありますが、細かなデザインを担当したのはローレンス・G・ポール。「勝手にいじると感電します」と書かれたパーキングメーターなんて劇中決して目にする事ない細部にまでデザインのこだわりは貫かれていて、ちょっと尋常ではない細かさ。TDK、ATARIなどなどの見覚えのある企業ネオンにまじって「烏口」なんて意味不明の漢字が街路を賑しています。さらに“雨”です。もともとバーバンクのオープンセットだったオールドニューヨーク・セットを使用していますが背景の空の抜け感を隠すために夜の撮影に限定、そして終始雨を降らせたとか…。めったに目にしない日中撮られたスチールでこのセットを見ると外壁に書かれた落書きの密集した異常さが目に付きます。漢字だけではなく「お○○こ」なんて落書きでは御馴染みのひらがなも混じり、その徹底した仕事振りには誰も省みないところまで手を抜かないプロのこだわりを感じます。






まだまだ紹介しきれないおそろしいほどディテール満載なそんな映画ですが、やはりビデオ世代の作品で繰り返し鑑賞できるようになったからこそ、その発見に皆が狂喜したのは容易に想像できます。才能のあるスタッフ達が監督のヴィジョンの実現に共に戦いながら、紆余曲折を経て誕生した最後の手作りSF(=CGを一切使用しない大作としては)…この映画についてよく言われることですが、ここまでの映画は二度と作れないと。確かにそうかもしれません。でもわたしは原作者のP.K.ディックや監督リドリー・スコット等の名がクレジットされている以上、次はどんな世界を見せてくれるのか?と、ひそかな期待をもっていそいそと劇場に行くのでした(笑)


May THE FORCE be with You!
| 理力byモリヤマ | 23:28 | - | trackbacks(0) |
第二十八回 Garden Partyな服たち



皆さんこんにちは!
サクラの季節は終わってしまいましたが、次はゴールデン・ウィークや初夏の爽やかさが身近になってまいりました。
皆様お元気でお過ごしのことと思います。
さて、ディストリクト(Dst)では毎シーズン、半期ごとのシーズンテーマを設けている訳ですが、今季、2008年の春・夏のテーマは‘ガーデン・パーティー’です。

ガーデン・パーティーとは、すなわち’園遊会‘というテーマですので、今季は羽織袴やモーニング、正調フォーマルウェアを数多く取り揃えて格調高く…
ンなワケないですね!

ガーデン・パーティーとは文字通り’庭で行われるパーティー‘のこと。
ですから、庭の大きさやパーティーの規模、格式に関らず、‘もし庭で行われるようなパーティーに出席するとしたら?’という想定の下、様々な‘楽しい’服を取り揃えました。
そうですね、テーマは‘楽しさ’です。
ですから、実際にパーティーにアテンドするヒトもしないヒトも、或は、日常的に着る、という場合でもまったく構わないのです。
世の中で忘れられつつある‘洋服の楽しさ’がDstを通して伝わり、それを皆様に味わっていただければ幸いです。
’楽しさ‘のポイントとして’パーティー‘というクリックがあり、ガーデンというのは
’ウチとソト‘の中間、或は、庭のような’自然‘の楽しさ:美しさにインスパイヤーされたフィーリング、と気軽にお考えください。

僕はDstのバイイングと別注、そして全体のディレクションを担当させてもらっていますが、今季の商品内容について幾つか具体的にお話しましょう。
また、これらの商品の殆ど(ドリス・ヴァン・ノッテン以外)は京都藤井大丸の7thClubでも展開されています。

別注商品でまず思いついたのが‘楽しいジャケット’。
沢山の美しい花が咲きみだれている庭やプールサイドで、或は小さいけれど手入れの行き届いている小庭で、そして、都会の景色が気持ち良いアパートのヴェランダで過ごす楽しい語らいのひととき…
そこで着るジャケットとは?
ヒピハパで作ってもらったのはパイピング・ジャケットと呼ばれる、元来はフォーマルなシチュエーション用のデザインの、襟先に配色のパイピングを施したジャケットです。
それを国産のコットン生地、それもドライ感があって着用感が爽やかなハケメ調のブルーとグレイの2色で作ってもらいました。それぞれに、ヴェスト(これもパイピング仕様)と昨年の大ヒット‘タブ・カラーBD’も用意しましたので、一種のスリー・ピース(?)として着ていただくことも可能です。日常的には単品としてバラバラに、そしてパーティーやちょっとしたオケージョンにはヴェスト&ジャケット、或はヴェスト&シャツ、もしくはジャケット&シャツの組み合わせでもOKです。
似たようなことを考えたのがニュース・メイドのリネンのジャケット&ヴェストです。
こちらはクラシックなテイストを意識して、メランジ調の素材、そして少し変わったボタンを使ってみました。ジャケットの型は2ボタンです。
シックな色目なのでオフィス着にされてもよろしいかと…
同じくニュース・メイドなのがギンガムというかグラフチェックというか、いずれにしろ白ベースにチェックがのったライトなテイストの3ボタンジャケット。
色目も着心地もこの上なく軽く、先日、ドリス・ヴァン・ノッテンのスタッフ(WEBでご紹介したアントニオ氏)が来店した時にもこのジャケットを絶賛してくれました。
実は、僕の中には久々にクラシコ・イタリアっぽい感じも新鮮…というニュアンスがあって、このチェックのジャケットのイメージも毎年6月に訪れるフィレンツェの街と、そこを歩くDstのお客様…という映像なのです。色目のキレイなニットタイが合いそうですね。


同じく別注商品ではヒピハパ・メイドのフロント・プリーツのシャツが‘ガーデン・パーティー’な感じ。グリーンやピンクという色目から庭の花々を連想したり、とか…
海外で仕入れた商品では何と言ってもケーシー・ヴィダレンクのものが‘その気分’で、
ある意味、今シーズンのテーマそのものだとも思っています。
彼等が得意とする、さまざまな生地のパッチ・ワークと後染めにより出来上がったのは、ちょっとボヘミアンなフィーリングの実に美しいジャケット。
和柄のような生地も含んだパッチ・ワークには彼等の独創性と自由を感じます。
それなりに高価なのですが、価値ある1着と言えます。自信作です!
そしてクリス・ヴァン・アッシュ。
今シーズンのクリスは20世紀初頭のドイツの写真家、アウグスト・ザンダーが撮った当時のドイツの人々のポートレイト、それもフォーマルな装いにヒントを得ているので、やはり式服のような装飾性のあるヴェストや、フォーマル・ライクなストライプのパンツが‘気分’です。
僕は、このところ各メンズ・デザイナーたちの作る新しい感覚の‘パンツ’に注目しているので(クリスがディオール・オムで提案しているハマー・パンツに代表される)、クリスのコレクションからも、いつもより多くのパンツやショーツをバイイングしています。
同じくボトムス比率を増やしているのがドリス・ヴァン・ノッテン。カラフルなイージー・パンツやショーツの買い付け比率を高めました。
ドリスはコレクションのテーマ自体が‘色’。
フェミニンとも言える美しいピンク系やモーヴ、グリーンやワインのような色目を如何にメンズ服に落とし込むか…というアイデアの具現化に成功しています。
感動的な程に美しいコレクションです。
このドリスやクリスのラインアップもガーデン・パーティーというテーマにピッタリという訳です。



如何ですか?
皆さんがもっと洋服を‘楽しんで’いただけますように!僕も勿論楽しんでいます!!


| Kurino's column | 21:10 | - | trackbacks(0) |
「六感」 2回目



映画(試写)「ファクトリー・ガール」
60年代 ポップアートの巨匠といえば、アンディ・ウォーホル。
彼の作品じゃなくて、彼らのポートレイトで道の真ん中で、マンフォールから胸位まで
乗り出してカメラを持ったアンディ・ウォーホルと、その後ろで男にもたれかかってポージングしている女性のモノクロ写真をみたことがありませんか?
その女性が“イーディ・セジウィック”です。
1963〜1965年位まで、ウォーホルに一番大切にされた女性とも言われている。
ウォーホルとの仲も短期間しか続かなかったらしい。
ヴォーグ誌のモデル契約もし、その一瞬に光り輝いたらしい。
そんな彼女の一瞬の物語です。

* 個人的な感想
正直言って、自分の中のイメージのまま、観ない方が良かったかもしれないです。
真実の残酷さを感じました。
反面、60年代のアンダーグランドのパワー全快で、人のやってない事をやる!
勉強させてもらいました。
そんな中でアンディ・ウォーホル役のガイ・ピアースの演技が素晴らしい。
個人的には「プリシラ」と「LAコンフェデンシャル」が好きだが、
今回のウォーホル役は、「バスキア」でデビット・ボウイが演じたのより
良かった。

最近読んだ本
「天使の爪」上・下巻  大沢 在昌 著
 これは「天使の牙」上・下巻 の続編で、以前の「六感」でコメントしていますが
 続編も素晴らしい出来で、あっという間に読んでしまいました。
 作家としての目の付け所が素晴らしい。 

「空中ブランコ」 奥田 英朗 著
「インザプール」の続編? 
 伊良部に磨きがかかっていて、ギャグに洗練差も加わり、切れ味の良い短編集でした。
 
「封印作品の謎」“ウルトラセブンからブラックジャックまで” 安藤 健二 著
 映画を鑑賞していて、何が不満かというと“音声カット”だったりししませんか?
 1960年代に製作された怪獣物ドラマシリーズにも封印作品があり、そのへんのネタが
 濃厚に追求されている作品です。
 時代背景や、監督の思いが理解できました。
 あの、宮崎 勤 はウルトラセブンの封印作品のビデオを所有しているらしい。
 
「渡辺恒雄回顧録」 御厨 貴 監修・聞き手
          伊藤 隆+飯尾 潤 聞き手
 なんとなく読んでみました。
「神山楼」(立石)
最近、日赤病院(立石)に奥さんが通院している為、車で送迎しているのですが
以前から、通り道で気になっていた中華で「神山楼」という、外観は普通なのですが、
19:00頃でも並んでいたのを目撃したりで、非常に興味がありました。
きっかけは、病院での待ち時間が長い為(9:00に受付で診察は13:30)だったりするので
せっかくだから、近所の「神山楼」にお昼を食べに行こう事になり行きました。
色々とWEBで情報収集していましたが、メニューを見て“海老そば”と“チャーハン”を注文。 旨かった。
病院に行く日は、必ず行きましたが、餃子はにんにくが強く出すぎていて夜向き!昼は食後に同僚から嫌われそうです。
「三上庵」
ANATOMICA フルニエ氏 来日でレセプション後の青山の「川上庵」にて会食。
あまり期待せずに入店したが、いろいろなつまみが充実していてどれも旨く、最後にそば
を注文したが、非常においしかった。
また行きたい店です。

ConbiファミリーSALE in 平和島
2/9 8時に出発し一路、平和島に向かう。
実は6月に出産予定(奥さんが)の為、ベビー用品の購入の為に…。
9:30開場の30分以上前に到着したが、1000名以上の行列が目の前に…。
圧倒されながらも突入した。
私の担当は、玩具と食事用食器セット。
オモチャコンベンションの会場のメチャ混み状態に慣れている私はすぐにミッション終了。
奥さんに合流し、いろいろと物色。
お布団セット2組、肌着10枚?その他、11時過ぎまで格闘し会場を出る。
まだまだ盛り上がっていた。
グッタリ…。

・代表戦観戦
2008 1/26 (国立) VS チリ 0-0
もの凄く国立競技場は寒く、ビール1杯でトイレ4回
チリは強かった。
2008 1/30 (国立) VS ボスニア・ヘルツェゴビナ 3-0
この日はチリ戦よりは暖かかったが、ウイスキースキットルをポケットに忍ばせていた
ので、暖は取れた? オシムが観戦していた。

“ワールドカップ 南アフリカ アジア3次予選”
2008 2/6  (埼玉) VS タイ 4-1
雪の埼玉スタジアム:防寒体制は完璧!
以外に寒くなく、ただウイスキーは欠かさなかったのが勝因です。
同点にされた瞬間は驚いた!

帰宅後、実兄と“三平”で祝杯を挙げる。



「ヤミー」
3月で2歳になりました。
最近は大人になったのか、日々静かに過ごしていますね!
ただ、手を付けられない駄々っ子な日もあります。
ヤミーもそろそろ衣替えに時期で、毛が抜けます。
掃除機を掛けるタイミングでブラシをかけてあげると喜びます。
ヤミーに“ブラ〜シ?”と声を掛けると、ニャ〜と返事をして、手元にやってきます。
若干、冬場よりも薄い色の毛になってきました。
仕事から帰った時に、色々な話を聞いてもらっています。


| 六感byヨシワラ | 08:46 | - | trackbacks(0) |
理力コラム VOL.19 「フォール・ボワヤール」


さてこのタイトルでお分かりになる方…ってそんなにいないんでしょうね。
仏ラ・ロシェル地方、海に浮かぶ要塞でナポレオンが作り始めた石造りの堅牢な要塞城。周囲に何もない海に突然立ち上がる楕円形の城壁は圧巻です。


わたしが初めて見たのはアラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラ主演の映画「冒険者たち」です。‘66年の製作なのでリアルタイムではありませんが、どうやら日本人が最も愛した
フランス映画のひとつだそう…。(その後このロケ地を使用したCMもあったはず)

タイトルからも想像出来るとおりの若者達の冒険バナシなわけですが、
「インディ・ジョーンズ」(この夏いよいよ4作目公開されますネ♪)や
「ララ・クロフト」、「ナショナル・トレジャー」のようにテンポ良く
グイグイ引っ張りこまれるアクション大作を期待すると肩透かしを食らいます。

冒頭、凱旋門を小型機でくぐって飛行すれば大金が手に入ると画策する
若いパイロットにアラン・ドロン演じるマヌー、
画期的な開発で自動車産業の革命を確信するレースエンジニアの
リノ・ヴァンチュラ(ローラン)、
その作業場に屑鉄集めに現れる廃品利用の美しいアーティストの卵、<ジョンナ・シムカス>
(彼女が演じるレティシアの名は永遠に夢を追うヒロインの代名詞になりました)…。
前半で3人は次々に夢に破れ、ある保険業者の入れ知恵で彼らが
次に夢中になるのはコンゴ沖に墜落した富豪の埋蔵金探し。



ハリウッドメイクの大味かつ立派な大義名分に慣れているわたし達の目には、
彼らの行動はあまりに刹那的で行き当たりばったり。
意図的とは思いますが彼ら3人のそれぞれの過去も大して語られず、
どこから来たのかよりどこに向かうのかに必死になる夢追い人の姿は
ピッタリ共通して描かれます。それもまた見ている我々には痛々しい…。

男2人と女1人の淡い三角関係と男同士の強い友情に焦点をあてたからこそ、
後味のないノー天気な冒険物にならなかったのは確か。
全編を通して大きな感情の盛り上がりをあえて描かず、
淡々と描くのは監督ロベール・アンリコの手腕ですが、これがまたいい意味で
間延びした時間を切り取っていて、埋蔵金発見のクライマックスやレティシアの死に
虚しさを付け加えているのがこの映画の名作たる所以です。

一見、筋には関係のないカジノでのひとコマや
博物館での幕間のシーンなども今で言えば無駄な削除シーン落ちが
間違いなさそうですが、これがまた登場人物の心情の変化と
それに必要な時間の経過を表していて逆説的に贅沢に感じさせます。


後にやはり日本でも大ブレイクしたリュック・ベッソン監督の「グラン・ブルー」。
実はこの作品も「冒険者たち」を下敷きに描かれているのは有名な話。
エンゾの水葬シーンはレティシアのそれ、男2人と女1人の構図、
そして「グラン…」のロザンナ・アークエットの顔を思い出しながら
ジョンナ・シムカスの姿を見ているとなんと似ていることか!

夢に散った3人の関係をそれぞれ比較しても全編に流れるほろ苦さは
「冒険者たち」のほうが見事に描かれており、
フランソワ・ド・ルーベの音楽とともにすんなり心に残ります。

また主演のそれぞれがカッコイイ!
「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンも目を奪われるほどカッコいいのですが、
男性の共感を得るかという点でみれば「冒険者たち」のラストのセリフ、
「この大嘘つきめ…」が断然いい!。
リノ・ヴァンチュラも粗野な風貌ながら熊のように気のいいオジサン風演技が見事。
レティシアを想い、さらにマヌーも守ろうとする姿は若造時分の
20年前に観たときには理解できなかったカッコよさ。
レティシアの飾らない魅力(全編殆ど化粧っ気がありませんw)と
その悲劇を体現する儚さ、反面、内に秘めているだろうアーティストとしての強さとか…
女性特有の矛盾した美しさも忘れられません。

フレンチ・シック、またはBCBGなどと呼ばれたファッションも大きな魅力です。
同じB-3もマックイーンとアラン・ドロンではこれだけ違って見えるのかと(笑)。
ブレザーにグレーフランネルのパンツ、BDに黒タイでまたがるオートバイ姿など
アラン・ドロンは全編ファッション誌から抜け出してきたかのよう。
リノ・ヴァンチュラもMATRAのロゴツナギは当然ながら、
スェードのテーラード風ブルゾンの味わいがいい。
転じてドレスアップした黒のダブルのブレザーやスーツ姿のときの
男らしい肩線から胸の立体感がトラディショナルなテーラードの魅力を
現代の我々に教えてくれます。
それにジョアンナ・シムカスのキラキラメタリックのドレス姿。
業界の方ならひとめで「パコ・ラバンヌ?」と見抜けるはず。
エンドクレジットで確かめると期待通りでした。
(…40年作風が固定というのもある意味素晴らしい!)
普段のバーバリーのコートやピーコートも等身大で好感が持てます。


ラストの遠巻きの空撮がローランの慟哭をなめるフォール・ボワヤール
(またここでも間延びした感覚がこの映画の個性を決定付けてくれます)。
忘れらない景観です。
近年何人かの所有者を経て仏テレビ局が買い取り、
夏限定の宝捜しゲームの舞台になっているそうです。
その名も「Fort Boyard フォール・ボワヤール」(涙)


もう2年前ですが40周年記念デジタルレストーションで格段に画質が向上したDVDが
発売されました。
買って嬉しい発見!キャリア絶頂期に突然引退したジョアンナ・シムカスって
シドニー・ポワチエの奥さんだった!
旦那さんも大好きな俳優なので子育てのために引退した決断も
なんだか許せてしまいます…。
そういえばいつも見ているIMDBサイト、レッドカーペット上ではいつもツーショットです。
あまりに面影がないので脳内で同一人物と結び付けていなかった。
さらに嬉しいことに監督タラちゃんの「DEATH PROOF」で
2人の娘タミア・ポワチエの活躍が見れます♪

さらに全然関係のない話ですが、幼少時の自宅のクロデンワの架台にセットする
保留用オルゴールは「太陽がいっぱい」でした。昭和レトロなアイテムですねぇ…。
あれはまだ小学生になる前だと思います。
アラン・ドロンの名とこんな些細な記憶はいつもワンセットです。
こんな時分からわたしはディテールに固執していたんですね。。。

May THE FORCE be with You!
| 理力byモリヤマ | 00:00 | - | trackbacks(0) |
第二十七回 選曲って選服!


2007年の年末に2回ほどDJのようなことをやらせていただきました。

1回目はユナイテッドアローズ(UA)の商品部を中心とするイヴェント、2回目は
グリーンレーベル・リラクシング(GLR)の若手チームのイヴェントでした。

イヤー、正直言って楽しかったですね!
自宅には40年以上買い続けたレコード(アナログLP)が多分4000枚強あります。
それらを組み合わせて、一つの流れを作ることが僕にはとても面白いのです。
70年代は最もレコードを買った時期でした。
実際、この時代は音楽的にもロックが日々革新され、新しく、
刺激的で内容の濃いロックがどんどん出てきた時期であり、
リズム&ブルースがソウルとして洗練され進化し、
そして、ジャズの中にロックとソウルの発展した結果が加わった
クロスオーヴァーとかフュージョンと呼ばれる‘ジャンルを超える音楽’も
登場しました。

或はシンガーソングライター(SSW)たち。
ロックのようにサウンド重視ではなく、
自分の思いを自らの言葉で歌うSSWが次々と登場し、活躍したのもこの時代です。


やがて80年代になるとMTVが隆盛し、視覚的な要素や、
ある種キャッチーさが重要になってきて、
音楽産業自体が巨大化し数字的な成功に力点が置かれるようになりました。

そうなってくると、個人的にはあまり面白い音楽ではなくなっていったのですね…
極端な話、友人たちは’ロックは死んだ‘とまで言っていました。

それでも音楽を聴き続けていましたが、
70年代以前とは大分テンションが違っていた気がします。
80年代に好きだったのはプリンス、
そしてソウルやラテンの新しい息吹を持った人たちです。

その中でも、当時人気絶頂で来日もし、
僕もライヴを楽しんだのがキッド・クレオール&ザ・ココナッツでした。
40年代風のズート・スーツと呼ばれるスーツに身を包み、
ビートの利いたラテン風味の音楽に皮肉な歌詞を乗せて歌う…
キッド・クレオールというのはリーダー、オーガスト・ダーネルの別名です。
ココナッツはチャーミングな3人の女性のコーラス隊。
そこにコーティ・ムンディという、
これまた濃いキャラクターの歌手&ダンサーが絡んでの大所帯バンドです。

彼等の周辺にはDR.バザーズ・オリジナル・サヴァンナバンドというグループや
エルボウ・ボーンズ&ザ・ロケッティアーズ、
或はジッチー・ダンズ・ビーチウッドナンバー9…
と幾つものお仲間バンドがいました。

彼等の特徴は?バンド名が長いこと!確かにそうです。
おそらくヒントは30年代や40年代のラテン・バンドやビッグ・バンドでしょう。

ジャズやブラック・ミュージックの歴史に残る
キャブ・キャロウェイというヒトがいます。
アフリカ系だったのですが髪の毛がストレートで、
それを振り乱して歌いながら指揮をする、偉大なエンターテイナーでした。
ちなみに映画‘ブルース・ブラザース’にも重要な役で登場していましたが、
あの時既に70代くらいだったのではないでしょうか?

‘ハイデハイデホー!’という雄叫びがトレードマークで、
ついたあだ名がMR.ハイデホー。
キャブ・キャロウェイこそは怪人と呼ばれるに相応しい存在でしょう。
しかし音楽的なオリジナリティー、ヴァイタリティーと
サーヴィス精神に溢れたショーマン・シップは圧倒的で、僕は心から尊敬しています。

さて、この音楽史に残るキャブ・キャロウェイたちの黄金時代に
アメリカではマイノリティーと呼ばれる人たちの興隆期がありました。
アフリカ系、そしてラテン系。
彼等は映画や音楽といったエンターテインメントの世界でだんだんと頭角を現していき、当時のクラブや劇場、映画の人気者となっていきました。


説明が長くなりましたが、
キッド・クレオールやその周辺のラテン系のミュージシャンたちには、
この時代への憧れと尊敬、そしてオマージュがあったのでしょう。
それが服装(キャブ・キャロウェイこそはMr.ズート・スーツでした)や
全体のノリになっていたのです。

キッドたちが台頭した80年代のNYというのはラテン系の人たちが元気な時代であり、
音楽に新しいサムシングが求められていた時代であり、そしてファッションにも
’温故知新‘というカタチで40年代等へリファレンスする流れがあったのです。
やはりそれはMTVエージと呼ばれる、
ヴィジュアルも含めたトータルな表現が求められていた時代ならではの
あり方だったと思います。

前述したように、ヴィジュアルばかりが強調されると、
本来の音楽性がおろそかになる危険性がありますが、
キッドたちには自分たちのアイデンティティーである
ラテン・カルチャーを掘り起こしたり、
大切にしたりする中で築き上げられてきた圧倒的なオリジナリティーがあり、
それが彼等を成功へと導いたのだと思います。

さて、UAのイヴェントで1曲めに僕がかけた曲がキッド・クレオール&ザ・ココナッツの‘ライフボートパーティー’です。

‘救命ボートでのパーティーにようこそ!’という歌いだしで始まるノリのよい曲で、
当時ヒットしました。でも、可笑しいでしょ?救命ボートでのパーティー?って。
こういうシニカルでコミカルな着想にキッドの機知を感じます。
かなり賢いヒトなのでしょうね。

この曲から始めて、僕は70年代や80年代の曲を繋いでいきました。
その晩僕が考えたテーマが‘踊れるロック’。
どちらかと言えば、もともとダンス向きに作られた曲ではないけれど、
グルーヴ感があって、結果的に踊れる曲。
‘この曲ってノリが良いけど曲も良いッスね!’と、
その時代や曲を知らない若いスタッフたちに感じてもらえれば作戦成功です。

他にはトーキング・ヘッズやリトル・フィート、Dr.ジョンまでかけました。
多分、多くの若い方に喜んでいただけ、
40代にも楽しんでいただけたのではないか、と思っています。


僕がDJをするときはいつもこうしてテーマを決めます。
そして、そのテーマに沿って自由に選曲します。
唯一、どういうノリにしていくのか?どういうグルーヴ感を作り出したいのか?
そこだけはかなり追求しています。


結局思うのは、これって自分の服の着方と同じだな…ということ。
コム デ ギャルソン オムの新作のパイピングジャケットの下に
去年のインディヴィジュアライズド・シャツのBDを着て、
パンツはKOLORの通称ブサイク・パンツ、
そして靴は18年履いているオルデンの990。
或は、今日はサウンズ・グッドのマウンテン・パーカに
ボトムは3年前に買ったバレンシアガのウールかな?

こうやって自由に着ること、そのこと自体を楽しむこと、
そして自分なりにイメージのゴールを想定すること…
それを見た誰かが楽しんでくれたらもっと嬉しいです。

音楽を選んで繋げるのも、洋服を選んで着るのも結局同じなんですね。

今年も皆さんと一緒に洋服や音楽を楽しんでいきたいと思います。
キープ・ロケンロール!
 


| Kurino's column | 18:53 | - | trackbacks(0) |
「六感」 あらためて第一回


皆様、はじめまして!
District 吉原と申します。
今回より、コラムを担当させて頂きます。
どうぞ!宜しくお願い致します。

まず、題名の「六感」とは?
人間の第六感を意味します。
私の心の師匠「ブルース・リー」先生の映画「燃えよドラゴン」でのお言葉に
「考えるな!感じろ!」という言葉が出てきます。

要するに、“身体全体で全てのエネルギーを受け止めて感じろ“という事なのです。
この言葉にふれた時は小4でした。(既に師は他界してしまっていた。)
格闘技好きの方ならご存知“オープンフィンガー・グローブ”も師匠考案だったと
記憶している。1970年代に映画の中で、今の総合格闘技のような試合を冒頭の場面で
「サモハン・キンポー」相手に行い、最後は“腕十字固め”でサモハンをタップでギブアップさせている。 私自身は、それ程格闘技好きではないが、今でも鮮明に記憶している。
(だって100回位観てるし、DVDも当時のセリフだけのレコードも所有しているから)…。
この文章は、かれこれ説明に、3回くらい書いているかな?

私は2000年の今頃、District に異動し、販売員として1から始めました。
その以前の10年間はUAのメンズプレスです。
2005年5月に店長就任 以来、全メンバーで楽しい店作りをモットーにオタク販売員を
目指して日々精進しています。

以前より、UAサイトをご覧頂いていました皆様ならご存知だと思いますが、このサイトで
この題名で7年間、休まずコツコツ書いてきました。

今回から始まるコラムも、その延長ですので、何も変わりはありません。

「アジアチャンピオンズリーグ制覇!」
Jリーグの優勝こそ逃がしたが、最終戦の横浜FCは今季最高のパフォーマンスを見せて勝利した結果、優勝は鹿島アントラーズになった。(Mさんも落ち込んでるだろうな〜)
2位の浦和レッズが、2007年度のアジアチャンピオンとなった。
第一回大会が2003年から始まり、5回目で遂に日本のチームがアジアチャンピオンになり
FIFAクラブワールドカップの出場権を獲得した。
そして12/13 ACミランと公式試合で初めてJのチームが対戦します。
本当に意味のある戦いです。

第2回 京都出張
9月にOPEN した京都7thCLUB メンバーが伸び悩んでいたので“喝”を入れに向った。
メンバー全てと話し合い、個々の強い部分を伸ばす為にも必要だったので、
「チームワークと助け合い」をテーマに面接を行った。
実は「まるき」の親子丼が食べたいからです…(嘘?)
全開よりも充実した内容の出張が出来、これからの京都店に更に期待がかかる。


最近読んだ本
・「FBI心理分析官2」(世界の以上殺人に迫る戦慄のプロファイル)
 ロバート・K・レスラー&トム・シャットマン著 田中 一江 訳
 90年代に1を読んだが、そこには今で言う「ハンニバル・レクター」や
 「レザーフェイス」のノンフィクション版で、非常に興味深い本でした。

・「ゾディアック」
 ロバート・グレイスミス著 イシイシノブ訳
 「FBI 心理捜査官2」を読み終えてから「ゾディアック事件」を掘り下げました。
 迷宮入りしてしまった事件なのですが、もう少しで犯人まで届きそうなところで…。
 デビット・フィンチャー監督で映画化されたので、DVDで観なければ!

・「これが商売のウラ法則」(知らない人はバカを見る!)
 ライフ・エキスパート編
 いろいろ勉強になりました。

最近の出来事
・12/10 いつもの様に会社の近くのスタバにコーヒーを買いに入った。
 いつもの様に購入して直ぐに店を出ようとしたら、店員さんに呼び止められ、レジ横の
 クリスマスツリーを見ると、吉原さんと書いてある札がブラ下がっているではないか?
 これを外してもらい、頂き、お店で開けて見ると、数名の店員さんから寄せ書き形式で
 メッセージが書いてありました。
 久々に心温まる物を頂いて、感動しました。
 これこそが、お金に換えられない代物です。
 それだけではなく、せっかちな自分を皆さんが非常に見ているのが、恥ずかしかった。
 でも、嬉しかった。 

ヤミーの年齢
 我が家に来てから2年近くになりますが、今の年齢は22歳〜24歳だそうです。
 もう大人なんですね! だいぶ大人しくなりましたが、スイッチが入ってしまうと
 夜中だろうが容赦しない性格になりました。
 
| 六感byヨシワラ | 19:10 | - | trackbacks(0) |
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